“人は全て役者である”と彼は言った
忘年会もかねてという日程で、久しぶりに懐かしい人々との再会ができた。しかもその機会は2度あった。どちらも十数年ぶりの顔合わせであった。
ひとつは中学校の同級会、他の一つは昔デスクを並べて仕事をした面々との同社会であった。時間と共に盛り上がってくるといつのまにか皆があの日に帰ったような状況になっていた。
歴史が好きだった者はいまも歴史的なことを挿みながら現代の国際関係を説明したりしている。誰も彼の歴史の講話に口出しするものも無く中学三年生の教室が再現されたようであった。張り合っていたA君とB君は未だに絡み合っている。「静かにしなさい」と先生に叱られそうである。
同社会も同じだ。当時会計をしていた者は、今の職に関係なく自然と会費徴収などをしている。
ふと思い出した、昔学んだシェークスピアの戯曲“
お気に召すまま”、第七場の「…all the men and women merely players」を。それには「人生には七つのステージがある」とあった。その場になればその役になれるとも感じた。また、サムエル・ウルマンの“青春とは心の若さである”とう詩も思い出した。
人は心の持ち方と演じる役柄によって年齢をこえた行動ができるものだと感じた忘年会であった。
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