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21 June 2005

サマータイム制の実施

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今日6月21日は、太陽が天球上で最も北に位置する夏至である。昼間が最も長く、夜が最も短い日だ。東京(北緯35度)の場合だと、太陽の南中高度は78°、頭の真上から照りつけるかのような感じとなる。冬至の太陽の南中高度は32°なので、その差は46°もある。これから気温もぐんぐん上昇する季節だ。

日照時間の活用で、1948年から4年間、当時の連合国軍総司令部(GHQ)の指示で日本にサマータイム制が実施されたことがある。夏季に1時間時計を進めるので、通勤者も通学生も1時間早く起きなければならなかった。しかし、1時間早く仕事も学校も終わるので夕方というか通常時刻の午後4時以降は、ゆっくりと時間が過ごせる。日照時間に合わせて日常生活を切り替えるわけだから、日が昇るとともに活動を始め、日が沈むとともに体を休ませるという生活に近い。サマータイムはDSTと表示されるが、まさにDaylight Saving Time(日照有効活用時間)である。

今、北海道ではサマータイムが実施されている。また、通常国会でのサマータイム法案の成立を目指して、サマータイム制度推進議員連盟、札幌商工会議所ほかの主催で「サマータイム実現緊急大会」が3月18日に開催されたと報じられている。

その法案の2条には:
1) 4月の最初の日曜日の午前2時から10月の最後の日曜日の午前2時までの間は、サマータイム(標準時より1時間進めた時刻をいう。)を用いるものとする。
2) 4月の最初の日曜日は23時間をもって1日とし、10月の最後の日曜日は25時間をもって1日とする。
3) 条約その他の国際約束若しくは法律若しくはこれに基づく命令に特別の定めがある場合又は特別の国際慣習がある場合については、前2項の規定は、適用しない。
と起案されている。

サマータイム実施には賛否両論があり十分に議論される必要がある。
しかし、夏の日の出は早い、明るさの関係で自然と目覚めも早くなる。昼間の暑さからくる疲れから早めに眠たくなる。動物的な本能からすると理にかなった生活リズムがサマータイム制から得られるのではなかろうか。

また、時刻を1時間進めるということは、一時間の時差の国への旅と同じだ。サマータイムの期間はシドニー、メルボルン、ハバロフスクと同じ時間帯を生活することになると考えるとなかなか趣があるように思う。

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