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24 December 2005

価格と価値は離れられない

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年が明けると始まるのが冬物一掃セールである。まだ冬なのに“一掃”というのが理解できないが、値段が下がるのはありがたい。しかし、価格と値打ち・価値には深い関係がある。

冬物一掃セールでは機能的には何の問題もないが、大抵の場合、商品の色、サイズがセール以前にくらべると少ない。ライトブルーが欲しくてもダークブルーしかなかったり、サイズがLLだけだったりする。これが価格と価値の関係である。価値がセール以前と全く同じような“選択の自由という価値”はない。だから価格が廉いということでる。

選択の自由という価値に限らず、時流という価値もある。流行先端のファッションの価格は、この価値に含まれる。多少高くても“時代を身に着けたい”と思う人は、その代償が必要となる。

豪華さを味わう価値もある。同じ材料の料理でも豪華な雰囲気で味わう価値のためには、それなりの価格を支払うことになる。

金銭的な財産、たとえば株券なども価値が上がれば高価格になり、価値が下がれば低価格になる。投資のメカニズムである。

価格は必ず価値を意味している。どのようなモノでも、サービスでも必ずそれなりの価値で提供されている。

騙されないためには、価値と価格が連動していることを銘記すべきである。“なぜその価格なのか”、“なぜ廉いのか”など、モノを買うとき、ヒトを使うとき、カネを投資するときにはゆっくり考えよう。

“安物は結局高くつく”ことを忘れてはならない。特にマンションを買う人も、売る人も、廉くなるにはそれなりの理由があるものだ。他人を差し置いて、自分だけ得することは不可能である。これが世の摂理である。世の中結果的には自己責任となる。

金儲けの極意は、金を儲けよう、得をしようと考えている人間を相手にすることだというが、残念ながら真実である。「安物買いの銭失い」は世のルールだ。

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