五月病は怖くない

4月、新しく社会人となり緊張の1ヶ月が終わる頃、 日本では“一息つける”連休の到来。ストレスから開放され久しぶりに級友と会い情報交換もしたことであろう。
さて、その連休も終わり、いよいよ仕事の独り立ちが期待される日々が始まった。
五月病の季節かもしれない。目標を失う、周りの人間に馴染めないなど環境との同化がスムーズにできない、と強く思い込んでしまうことから悩むのがこの時期である。
英語では“spring fever”というが、こちらの方は何となく気乗りがしないとか妙にハイになるなどの意味で“熱っぽい”にぴったりの表現。
全体の10%が見えてきた頃に、残りの90%を自分の理解した10%と同じになってしまうと勝手に想像して悲観してはいけない。残りの90%はバラ色かも知れないと信じると道は開ける。1割を判断して10割に賭けるのは無謀な人生につながりやすい。
映画のセリフにこんなのがあった――「今週の水曜日が悲しいからといって、来週の水曜日も悲しいとは限らない」。
一週間という時間は、事情が変化するのに十分な期間でもある。
一日でも随分いろいろなことが変わるものである――「明日は明日の風が吹く(Tomorrow is another day)」というように。
他人と過去は変えられないが、自分と将来は変えることができる。
五月病に罹らないのは“環境に鈍感”だからだと考え、罹るのは“感性の豊かさ”の証拠ととらえ、ポジティブシンキングで行こう。輝く夏はもうすぐである。
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