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29 May 2006

白いんげん豆ダイエット法

Cimgaa
5月6日のTV番組でダイエット法として紹介された白いんげん豆、これを試して嘔吐や下痢が起きたと苦情が殺到した。その後番組は「お知らせ」という形で陳謝し、厚労省までが注意をするよう呼びかけた。

番組は陳謝し、厚労省は注意を喚起したが、なぜ嘔吐や下痢が起こった理由は詳しく世手見されていない。
番組は「加熱不十分」とか「白いんげんは大福豆です」などと書かれているだけで不親切である。大福豆なら加熱不十分でもいいのだろうか。どうやら「白いんげんは、大福豆とも呼ばれます」の意味で「白いんげん」を「大福豆」に取り代えればよいということではないらしい。

健康に関することである。もう少し明確に書いてほしい。この曖昧さは、近頃のショップやサービスマンの“申し上げございません”に似ている。何かを尋ねたり依頼したりすると、先ずかえってくる返事がこの言葉である。マジックワードのように、これさえ言っておけば客を納得させられると考えているのだろうか。

客が本当に訊きたいことは、“出来ない、解らない理由”である。一方が“なぜ”と言って他方が“ごめん”ではコミュニケーションが成立していない空しさがある。

さて、白いんげん豆の嘔吐下痢の原因を、日経ビジネス5月29日号の記事は以下のように説明している。

『・・・白インゲン豆に含まれるα-アミラーゼ阻害物質「ファセオラミン」は、でんぷんを分解されにくくするので、血糖値を抑え、その延長線でダイエット効果をうたうサプリメント商品もある。
ただ、今回は、加工食品ではなく生鮮食品だ。豆は種の保存をその任務としているので、防衛手段として大抵は毒素を持つ。だから、生では食べない。さらに、米食品医薬品局(FDA)のリポートでは、インゲン豆のレクチンという毒素は、80度はどの不十分な加熱によって毒性は5倍になると報告している。ゆえに蒸し料理は止めた方がいいという。中毒症状としては悪心、嘔吐、下痢が急激に表れ、数時間で治まるとされている。・・・』

情報を鵜呑みにするのは危険なことである、ということを示してくれた事例である。情報過多の時代、ますます個人の選択眼が大切になってくる。

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Listed below are links to weblogs that reference 白いんげん豆ダイエット法:

» 白インゲンダイエット、食中毒の犯人はレクチン [メディアplus]
 TBSの健康番組「ぴーかんバディ!」で白インゲン豆が紹介されてから2週間以上が経過。 体調不良を訴える人は多いことでニュースになりましたが、それでも食べ続けた人は多かった のでしょうか。ついに入院患者は100人を突破したそうです。  ところで、この白インゲンの何が原因かというとレクチンという物質。糖結合性のたんぱく質で、加熱が不十分な場合には食中毒を起こすとされており、十分に火を通せば問題はないそうです。 ... [Read More]

Tracked on 01 June 2006 at 08:14 AM

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