審判は対戦相手チームの関係者?

第88回全国高校野球選手権大会出場を目指し地方大会が始まった。高校球児の熱戦が真夏の陽光のもと繰り広げられ、多くの思い出を残してくれる。すがすがしい試合が待ち遠しい。
もし、この大会の審判が相手校の卒業生や先生であったら、“すがすがしい”試合ができるだろうか。
福井日銀総裁の村上ファンド拠出金が判明して以来、利益を得たのか、日銀内規上の問題はどうか、さらには究極のインサイダー取引だなどと取りざたされている。一方では内閣がゼロ金利維持を切り札に、福井支援をしているなどと分析されたりもしている。
本来、投資は利殖のためだから問題ないといえばそうかもしれない。また、福井氏の行為は日銀の内規に触れないから不問に付すという理論もあるかもしれない。
しかし、いずれも、こじつけや理由付けを感じる。退任寸前の首相の一言が結論と響き、その結論に向けて正当化作業がされているように思えたならない。
一般の役人とは違った重責を担っている日銀の総裁である。公明正大、中立性、透明性が求められる職責である。
“内規や法律に触れない”では不十分である。投資は利殖のためなどと国民と同じ感覚で国を扱うのは税金の無駄使い以外のなにものでもない。辞任要求が高まるのもうなずける。
世の中には法律がまだ定められていな分野はいくらでもある。法律は必要条件で十分条件ではあり得ない。法律が無い、または不備な分野でも国民を説得でき、納得を得るのが“政治家のブランド力”ではなかろうか。
国民が“すがすがしい生活”をできるような総裁であってほしい。
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