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22 November 2006

小学校英語教育

Cimg0670朝日新聞「わたしの教育再生」欄でのピーター・フランクルさんのコメント:
 「小学生からの英語教育については、そんなに先を急ぐことはないと考えている。日本人が英語ができない最大の理由は、日本語ができないこと。つまり自己表現の低さ。自分の考えを相手にわかりやすく、簡単な言葉で説明する能力があれば、どの外国語もある程度短期間でかなりのレベルまでできるようになる。自分の知っている少ない英語の語彙を何とか並べて自分の気持ちを表すのは、本当はとても楽しい作業なんだから。
 自己表現の能力を育てるには、○、×式の試験ではなく論述式の試験が必要だ。・・・」

Peter Franklさんは日本語、英語、フランス語、中国語など11カ国後を操るハンガリー出身の国際数学オリンピック金メダル獲得者。

早期英語教育が議論されているが、教育をいつから始めるかではなく「自分をどう表現するか」が問題だと、コミュニケーションの本質を彼は指摘している。

コミュニケーションは言葉だけの問題ではないからだ。自己表現の意欲、状況判断の仕方の方が重要な要素である。

メール、チャット、掲示板などもコミュニケーションの一部だろうが、人と人の相互理解がコミュニケーションの基本であるから、言葉以外にその状況で何をどう表現したいかが重要である。状況の把握力、察知力が第一である。

だから、文字だけのメール、チャットでは十分なコミュニケーション能力は養われないと思う。
場の雰囲気、状況、相手の表情、声の調子などを感じながら相互理解を図るのがコミュニケーションである。

英語ができれば国際コミュニケーションが可能だと考えるのは短絡的な考えであろう。

相手の意図を理解し、自分の意欲を示すことが、コミュニケーションには言葉以上に必要な能力である。

言いたいことが無ければ、どんな言葉でも表現はできない。

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