カート・キャノンを英語で 続Ⅱ-2
麻薬売人を警察につきだし、カートはケイティにいきさつを話して聞かせます。
「彼女の目には、星が光った。その星が、隣り近所をあるきまわった、子どものころのおれを思い出させた。苦痛の意味するところを知らず、悲観の意味するところを知らなかった子どものころを」
「Her eyes held stars, and they made me think of a time when I'd roamed the neighborhood as a kid, a kid who didn't know the meaning of pain or the meaning of grief.」
幼馴染の明るくなった表情にカートは、無邪気だった時代を思い出しています。
カートは、酒屋が開いているうちにとバウアリに、バスに乗って帰っていきます。
「たちまち百二十番ストリートはうしろへ流れていった、カート・キャノンの少年時代とともに」
「And then 120th Street was gone, and with it Curt Cannon's boyhood.」
“be gone”は、“Gone With The Wind.”(風とともに去りぬ)でおなじみです。
百二十番ストリートはセントラルパークよりももっと北です。そこから一番ストリートよりも南のバウアリへ帰っていっているわけですから、ほぼマンハッタン縦断です。
後ろへ流れていく車窓の景色は、過ぎ去ったカートの少年時代を走馬灯のように映しているようです。











Recent Comments