07 July 2008

ホテルにほしい小物

Mglory在阪の外資系ホテルに泊まる機会がありました。

一部屋3人での宿泊でしたが、例によって、飲と食で夜遅くというより、朝早くまで騒いでいました。
昼間はホテルのスポーツ施設で泳いだので、ビールは心地よく喉を潤し、食べるものはなんでも旨いといった感じの一日でした。

午前様でホテルに帰りましたが、歯に何かがつまったらしく楊枝がほしいのですが部屋にはありません。洋酒セットなどは部屋にありますが楊枝はありません。

ルームサービスに電話をすれば持ってきてくれるでしょうが、そこまでしてはと思って眠ることにしました。酔いもあり爆睡でした。

朝食も取り落ち着き、楊枝をと食卓を見ましたがありません。係の人に言い、やっとテーブルに持ってきてもらいました。

“ホテルのサービス”というと食事のメニュー、寝具具合、 ホテルマンのマナーなどが考えられますが、歯ブラシ、スリッパなどはあれば便利な小物として普通用意されています。

それ以外に、綿棒、楊枝、爪やすり、などもホテルサービスの重要な役割を果たしています。
無くても我慢できるが、あれば嬉しい小物を客室に常備することで、ホテルの思いやりが感じられます。

客室常備品を見直すことで新しいホテルライフを提案できるかも知れません。

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08 June 2008

初孫を体感できるお祝い

Springshrine_1ネットでいま人気のアイテムは、“抱っこできる赤ちゃんプリント”

出生時の体重が2800グラムの場合、体重と同じ魚沼産のコシヒカリが入って、価格も体重と同じ2800円。発売元は、新潟県長岡市の今議商店、最近は月に2,000個で昨年の10倍の売上だとか。

新生児の写真や名前と共に“私の出生体重と同じ重さのお米です。抱っこしてね!” などの言葉を添え、新生児の出生時体重に合わせたグラム数で製作したとろころ口コミに火がつき人気となったらしい。

話題性だけでなく新潟産コシヒカリ専門店ならではの品質と味わいが特徴の贈答品に仕上がっています。

“新生児の体重と同じ重さのお米をつめただけ”の商品ですが、この”だけ”に着眼し、メッセージと写真を付加したアイデアは「あっぱれ!」です。

初孫誕生の中高年層には喜ばれることでしょう。

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16 April 2008

コマーシャルの品位

Undertrees雑誌「広告批評」主宰者、マドラ出版社主である天野裕吉さんが最近書いた、こんなコラムを目にしました。
タイトルは「広告主の品位」です。
(朝日新聞大阪本社14版4月15日、21面の生活にある「CM天気図」から原文のまま再掲します)

 きょうはCMの中身ではなく、CMの出し方について、広告主の人たちにお願いをしたい。
 番組の途中にCMが入るのはいい。が、モンダイはその入れ方のタイミングだ。たとえば、歌やものまねのうまさを競い合う番組の中で、いざ、審査員の点数が出ようとするとその直前に、ポンとCMが割って入る。あるいは、クイズ番組の中で正解が発表されようとするその瞬間に、サッと画面がCMに入れ替わる。ああいうせこいことはやめてほしいのだ。
 あれは広告主がやっているわけではなく、番組を作っているテレビ局の人の考えでやっているんだろう。が、それだったら、そういういやらしいCMの入れ方はしないでほしいと、テレビ局の人に注文をつけてもらいたい。
 たしかに、みんながテレビの前で身を乗り出している瞬間にCMを入れれば、見られることは間違いない。が、わざわざ番組の流れを断ち切り、視聴者の感興をそいでまで強引にCMを見せようとするやり方って、さもしくないのだろうか。みっともなくないのだろうか。
 CMのセンスは、企業のセンスのあらわれである。それはCMの中身だけでなく。CMの出し方にも言えることだ。せっかくいいCMを作っても、ああいう出し方をされると、なんと視聴者をバカにした企業だろうと思われてしまう。いやおうなしに見させてしまうああいうやり方は、極端に言えば暴力みたいなものであって、消費者を大切に思う企業のやることじゃない。
 近ごろハヤリの言葉で言えば、これは企業の「品位」にかかわるモンダイである。ぼくだけじゃない、みんなだいぶ前から、「品がねえぞ」と怒っている。

広告に造詣に深い天野さんだからこそCMを大切に扱っていることが感じられます。

広告は情報です。わたしたちの日常生活を豊かにする企業や商品、そして知恵をいろいろ知らせてくれるものです。近ごろは季節さえ感じさせてくれる風物になってきています。

企業が見えるCMだから、入れ方にはやさしい思いやりが必要です。

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17 February 2008

ヒラリー氏はどうなる

FieldmmustardCHANGE We can believe in” のスローガンでオバマ氏ヒラリー氏をリードして米国予備選挙が展開されています。

オバマ氏有利、と見る意見が多いようです。演説の内容も、人を惹きつける、解り易い点ではオバマ氏が今のところは優勢です。
彼の演説には、かつての小泉元首相との共通性があります。「改革なくして成長なし」と簡潔な言葉を叫び続けた方法です。

両候補とも演説内容に具体性は見られませんが、ヒラリー氏には、オバマ氏のような明快さがありません。しかもビル・クリントンとの関連から“ビラリー(Billary)”などと一部で評され、イメージが好ましくないようです。

さらにオバマ氏はキング牧師の演説、”I have a dream”を思い出させる民族独特の思いの熱さが感じられます。
オバマ氏の“Change”が、キング牧師の”I have a dream”と同じように演説の中でリズミカルに繰り返され、心地よい催眠効果的を生み出していると言えます。

キング牧師、小泉元首相、そしてオバマ氏には人を惹きつけるスピーチの手法が活かされています。

人間の根底にある「変化」とか「改革」へのあこがれを利用した演説は人を惹きつけるものです。「現状が変わる」というのは、なぜか人を酔わせる力をもっています。
「今日とは違う明日が来る」と考えるだけでもわくわくします。人類が変化しながら進歩したことと関係があるのかも知れません。

余談ながら、福井県小浜市の観光業者らが「オバマ候補を勝手に応援する会」を立ち上げというニュースもあります。

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09 January 2008

TVコマーシャル

Cimg2653テレビ番組によくある場面。
「10年目の親子再会、最初父親が登場そのあと娘が登場、その時、、、」、「クイズ番組、両者同点、最後の質問に答えた両者、さてどちらが優勝か、その時、、、」、「さて、ここで最近開発された効果のある方法を紹介します、と司会者、その時、、、」。

このような“その時”はコマーシャルタイムです。多くの場合、視聴者はすぐに感づきます

コマーシャルは「次が見たい、答えがしりたい、結果かが知りたい」といった時に挿入されています。
視聴者も慣れたもので、そろそろ「コマーシャルが入る」と感じています。そして席をはずし、手洗いに行ったりします。しかも「こんな時を狙って嫌だな」と悪い感情を抱きます。結局コマーシャルは見られていません。

今のコマーシャル挿入方法は、スポンサーにも、番組の盛り上がりにも不適切です。

“その時”にこんなテロップが流れたらどうでしょうか。
Stay tuned. SONY’s message will be right after your satisfaction. (このままで番組をお楽しみください。スポンサー・ソニーのご厚意でコマーシャルはもう少し後で入ります)

このようなテロップを“その時”に画面下に流し、番組の切りのいいところで広告を放映します。これにはスポンサーの思いやりが感じられ視聴者に好感を与えることにもなります。

スポンサーへの好感度も上がり、番組の盛り上がりも阻害しないこのテロップ方式は検討の価値はあるでしょう。

新聞雑誌などの紙媒体に始まり、ラジオ、テレビ広告も出稿減少の傾向にあり、ネット広告に流れています。今こそコマーシャル挿入方式を考え直すべき時です。

「見たい、知りたいなら、コマーシャルを見よ」方式は、お役所感覚、視聴者不在感覚です。
挿入方法をもっと工夫さえすれば、テレビ広告も楽しめるものになります、コマーシャルも現代生活の情報の一つですから。

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11 October 2007

人生は視点で変る

Pampasgrassある広告のコピー、「高い視点が人生を変える。…」とありました。

このコピーだけで、何の商品広告か想像できたらマーケティング感度が高いかもしれません。
靴です、5㎝高いヒールのシューズの商品広告です。

「シューズ」と「人生」。直接関係ないかもしれない二つを「視点の高さ」で関連付けているところが興味をひきます。人生は周りの見え方で変わるという考え方でしょう。

確かに身長が伸びる時期に、“人生でも成長している”ように感じたことありませんか。

私自身、数ヶ月毎の米国出張で帰宅するたび、妻に用意された和室の寝床を見て「こんな低い所で日本人は寝ているのだ」と感じたことがありました。
アメリカでの生活で寝床のレベルが、ベッドという高さに慣れていたからでしょう。

きっと視点の高さは、日常生活の“慣れ”に関係しているのだと思います。

ちなみにこの靴の広告は朝日新聞紙上、コピーはビー・アップル株式会社のものです。

「このコインの円周が健康の分かれ道」といったコピーに500円硬貨の写真。
この広告商品が何なのかを想像してください。

商品をどう捉え、顧客にどう伝えるか―――マーケティングスタッフは日夜考えているのでしょう。

政治も大きな意味では“内閣の政策”という商品のマーケティングでしょう。顧客(国民)の視点で商品開発をすべきでしょう。

年金、格差、税金が商品コンセプトではないでしょうか。

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22 May 2007

CNN、在りし日のテーマ曲

Cimg1664るーさん、ありがとうございます。

この曲を聴くと、ホントに、報道はこうだ、という当時のCNNの報道のあり方を感じてしまいます。
20年くらい前だったと思います。Peter Arnettの報道の名言に感激した頃だと思います。

もう一度、歌詞を見てください。

There's a changing world out there
And so much of it we want to share with you
CNN showing life from every point of view
Just because we care we always there
CNN tells it like your window on the world of day and night
You'll see faces that make the history, the laughter
And the tears, the hopes and fears
CNN on the go because you have the right to know the scores
Where there's war, tribulation, new sensations
We bring you so much more
Eyewitness the incredible
Experience the wonderful, the joy, the peace, the world within your reach
Experience life on CNN

この歌詞の曲を録音していたのが、冒頭のるーさんです。

当時、私はこの曲をテープで録音、歌詞を書き起こしました。いい歌詞だと思って満足、曲のテープを無くしてしまいました。もう一度聞きたいと思って随分時間が経ちました。そんなある日、るーさんから曲をMDで提供して頂きました。

この曲です。元気がでます。音声が悪いのはご容赦ください(「cnn_theme01.mp3」「cnn_theme02.wav」)

最近は、規模の大小は別にして、誰でも“媒体”を持てる時代になりました。自分の作品、意見、アイディアなど自由に“報道”できる時代です。
どのような“媒体”でも、コンセプトなどという難しい言葉ではなく、何をどう伝え、その結果がどうなるかを自分自身に問いかける必要があるように思います。

媒体とは、を考えさせてくれる歌詞ではないでしょうか。

今回、るーさんのお陰で、別々に住んでいた“CNN曲・歌詞ツインズ”が久しぶりに一緒になりました。

るーさん、ありがとうございました。

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08 March 2007

終わりは始まり

Cimg1099三月は年度末、いろいろなことが終わる。そしていろいろなことが始まる。

終わりであり、始まりの季節が日本の春だ。

卒業は英語で「Commencement」、辞書を読んでいくと「開始、学位授与、卒業」とある。
終点は英語で「Terminal」、辞書には「終点,起点; 終着駅,始発駅」の意味が載っている。
これらの単語から、終わりは始まりだと教えられる。

朝日新聞にコラム「経済気象台」がある。経済を“気”と捉えて、気象を見るように経済を観測し世の動きを解説している記事で、説得力がある。
最近の「三つのモデル」には“捨てるデザイン”という言葉があった。

「商品や商品パッケージには、三つのデザインがある、と考えられる、…“売るデザイン”は、包装が多少過剰であっても、企業が商品を売るための戦略を…一方、活字を大きくした雑誌や新聞のように、全体のデザインよりも、読む人の使いやすさを重視した“使うデザイン”もある。…三つ目のデザインは“捨てるデザイン”である。…消費者や環境に対して負担の少ないデザインである。…」

歯科医の先生の言葉を思い出す。「歯の修復には接着剤が欠かせないが、接着剤だけではなく離剥剤も要るとがある」。離剥を考えずに接着はありえないということである。

始まりは終わりでもある。
製造あれば廃棄あり。生あれば死ありであろう。
諸行が無常であるのが世の自然だろう。

「売るデザイン」「使うデザイン」だけでは地球の時代には適応できない。

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14 February 2007

ベビーザらス

Cimg1042
ショッピングセンター行ったら、隣にベビーザらスがあった。特に買いたいもがあったわけではないが、もって生まれた好奇心から店内を見て歩いて見た。

ベビー用品という私の既成概念を超えた面白い商品がたくさんあり驚いたり、発見があったり、楽しめた。

かつて私は子供が幼いころ百貨店のおもちゃ売り場を歩くのが好きだった。
そこはアイディアの宝庫のようで、萌芽期の商品を思わせるものが、まず玩具として形を現しているように感じていたからである。

ベビーザらスにもそれとよく似た楽しみを味わうことができた。子供の安全、安心を基本の商品があちこちに見られた。

例えば、子供を電気器具から守るコンセントの穴ふさぎ器。コンセントの二つの穴に子供が指を突っ込まないよう、その部分を塞いでしまう二本足型のプラスティックの小さな成形品。これはコンセント部分に埃が溜まって漏電火事を引き起こすことがあるが、その予防用にも十分役に立ちそう。

また、別の売り場ではウエット・ティッシュ・ウォマーっていうのがあった。通常45度に保たれるそうだ。
赤ちゃんのお尻を拭いてあげる時、冷たいままより体温に近い温度になったものを使ってあげようという発想からうまれたやさしい商品。介護用にも使える商品だと思う。

こんなんものも売っていた。エプロンがずり落ちないように止めるクリップ。このクリップがとても可愛い形。これは夏場のオフイスで、女性社員が冷房効きすぎのため膝掛けをしているが、この場合にも使える商品だろう。

電気店製品かスポーツ用品かはっきりしない、どの店のどの売場に売っているのかはっきり判別できない商品はある。商品の本籍と現住所が入り乱れて面白い。

コンセント塞ぎなどは電気店で扱うような商品ではなさそうだ。しかしベビーザらスにはふさわしい商品といえる。

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08 February 2007

ワンルームマンション

Cimg1017近くにワンルームマンションが増えてきた。

建築現場には「建築計画のお知らせ」板があり、その項目の「建築物の用途と戸数」には「単身者向住宅 60」と書いた建築物が多く見られるようになった。

世に言う「ワンルームマンション」である。“ワンルーム”で“マンション”というかどうかは別にして、アメリカでいうStudio とかBachelor apartmentと呼ばれるタイプである。
この一二年、建築中も含めば、近隣で4~7棟ほど高層住宅が建っている。

かつて、日本人の多くは結婚、出産して家族を構成してきた。「標準世帯」の形成であった。企業も世帯数のもっとも多い「標準世帯」をターゲットにして市場戦略を展開してきた。

しかし、この傾向が崩れてきているようである。
晩婚化、少子化、高齢化の“三化”のため「標準世帯」が減り、これに代わって「単独世帯」が多くなっている。

国立社会保障・人口問題研究所の「表7-11 家族類型別世帯数及び割合:1920~2000年」によると「夫婦と子供」の割合は減少し、「単独世帯」は増加、と推計している。

ワンルームマンションの建築の増加はこの数字に裏づけされているのだろう。夫もいない、妻もいない、子供もいない世帯が増え続けるようで、少し寂しい気がする。

企業のマーケティングも今後は、晩婚化、少子化、高齢化の“三化”をコンセプトに展開することになるだろう。

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04 February 2007

本籍か現住所か

Cimg1014運動靴はスポーツ用品で展示されるのが普通、しかし、これをファッションの一部として、ファッション売場に置くとよく売れることがある。本籍が運動用品、現住所がファッション売場といえる。本籍が九州、活躍の場が北海道の人にあたる。

鉄道会社は本籍が運輸業、現住所を販売業にし、売上を運輸業より販売業で多くした鉄道会社がある。

その実例が銚子電気鉄道オンラインショプである。

大正12年7月に営業開始した 銚子鉄道株式会社、営業区間は、銚子~外川間の6.4㎞。国が欠損補助対象地方鉄道として昭和50年に認定、国・県・市による欠損補助が開始された。

翌年51年、観音駅構内に直営売店を開業した。いろいろある商品の中で特に“ぬれ煎餅”の人気があり、目下ネットでの販売を中止するほどの売れ行きである。

うまさの秘密は「それは先ず“醤油だれの旨味”にあります。銚電のぬれ煎餅は、漁業と醤油の町・銚子を代表するヤマサ醤油(1645年創業)の“ぬれ煎餅専用醤油だれ”を使用しております」と同社のサイト。

鉄道は斜陽業種だとあきらめずに、本籍の運輸業から、名産販売という現住所に切り替え、業績挽回を図っている。

企業コンセプトを“人を運ぶ”から“名産を拡販する”に切り替えたマーケティング方針が功を奏したのだろう。


同社のサイト
にはフォト・ライブラリーもありネット上で小旅行と土産物が楽しめる。

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07 December 2006

ご当地マーケティング

Cimg0708千葉県のロゴが決まった。それに対していろいろなメディアが、面白おかしく取り上げ無責任に、というか自由に好きなコメントを表している。

ロゴというものは最初から馴染めるようではインパクトにかける、と考えているのでいろいろ意見がでるのは一つの成功だと思う。

香川県のポスターを見た。
「美美っとくる……。かがやくけん かがわけん 香川県」とあった。方言をうまく使った表現で、「輝くから香川県」の意味だろうと想像する。

ご当地マーケティングをゲーム感覚で考えて見よう。
世は国際化の時代として英語でご当地のキャッチフレーズを考えることにした。

京都は:
Truly Japan

大阪は:
Where laugh begins とか
City raising a laugh

奈良は:
Classic Taste of Japan

夕張は
City of Sunset
「太陽の沈む市」になってはならないとの思いから、あいえてここに付け加えた。
市と市民が一体となって「City of Rising Sun in Hokkaido」になることを期待する。

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05 September 2006

♪梅酒飲んで寝よう!

Cimg0434
テレビコマーシャルの表現手法にはいろいろある。「チョーヤ梅酒のサラリーマン編」は、ほろ酔い気分のように気を楽にさせ、聞いているだけで身体が軽くなる感じがする。

♪会社行って、働いて、梅酒飲んで寝よう
♪明日も働いて、梅酒飲んで寝よう
♪今日はもう一杯飲んで寝よう

これだけのコマーシャルソング、単純で明快である。“会社行って仕事し、あとは寝るだけ?他にはなにもない生活?”と考えると余計に可笑しい。チョーヤ梅酒のためのサラリーマンがいるような漫画人生が描かれていてユーモア充分である。

人生を達観した哲学的な植木等の唄を思い出す。
♪金のないヤツは、俺ンとこへ来い
♪俺もないけど、なんとかなるサ
♪見ろヨ~、蒼い空、白い雲
♪そのうちなんとかなるだろ~

全般的にいって、コマーシャルは他との差別化を図るためであろうが、解りにくいもの、制作者の自己満足もの、奇をてらったものなどが見られる。見る人の視点で創ったのだろうかと思えるものがある。

広告は“てらい”だけではさみしい。“てらい”は、“世渡り上手”、“パフォーマンス”、“受け狙い”を感じさせるだけである。

「梅酒飲んで寝よう」は嫌味なく、のど越しのいいコマーシャルだろう。それでいて植木等の唄のように人生や生き方のメッセージが感じられる。

なんとなく、それとなく、心地よくのどを通るCM、のどを通ったあとは、心に何かを残してくれるCMがいい。

いい酒といいCMは、心にほろ酔い感を残してくれる。

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13 April 2006

好感度アップのテレビCM

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最近コマーさる君主演の「コマーシャルのコマーシャル」というスポット広告が放映されている。広告獲得にTV界の努力がうかがえる。インターネットに広告が流出している状況を認識しての対策だろうが頑張ってほしい。

また、同時にコマーシャルの挿入方法も検討すべきである。広告拒否どころか広告拒絶反応を起こさせるような挿入タイミングの悪さを改善しなくてはならないだろう。
“番組が完全にパッケージされているのでCMはプログラムで自動的に入ってしまう”という“言い訳”では広告拒絶反応を視聴者から招き、結果的にTV界の首を絞めることになる。

アイディア 1:タイミングを考えて入れる

日曜日のTBS「サンデーモーニング」のCMはタイミングを考えて入っている。頃合を見計らって音楽が入り、関口氏の「ちょっとここでコマーシャルです」というコメント後のCM挿入は好感が持てる。

アイディア 2:商品・製品をドラマに写し込む

木曜日の新シリーズ「渡る世間は鬼ばかり」は飲料のブランドが明らかに“表向き”に撮影されているが、コマーシャル料を払っているかどうか知らないが、いわゆるプロダクト・プレイスメントと(PP)という手法だが、このさり気ない実写は必ず視聴者はみるだろう。特に有名ブランドならわざわざ“○○ビール”といわなくても充分認知される。

アイディア 3:画面をスプリットした別枠を活用する

夏の高校野球大会の実況中継放映画面では別枠にCMが放映されている。あの方法を改良して一般の放送にもCMを流せないのだろうか。

例えば、ドラマ途中のCM挿入時にはドラマの画面枠は小さな映像枠になり、音もないまま続く。CMは大きい枠で音と映像が放映される。これなら、ドラマの盛り上がり時に突然CMが入るよりは、多少でもドラマの続きが別枠で想像できるだけ広告拒絶反応は軽減される。しかも席を立つこともないのでCMも多少見られる。CMが終了すれば、ドラマは音なし小枠の映像分から再開すればいいのではないだろうか。

アイディア 4:広告の信用性・安全性を確認する

広告を信用して買ったり、参加したりで問題が起こることがある。放映側はCM放映前に視聴者側に立って広告内容を確認後、信用性や安全性を視聴者に報知する。例えば、CMに “この広告内容は確認しました”的なメッセージロゴを創り、それを表示する。そのロゴがあれば安全という意識を視聴者に伝えることでCMの質向上と効果を上げることも可能だろう。

プログラム化、自動化などの機械的な処理でなく、人間的な挿入を考案すればCMカットは軽減できると信じる、CMには豊かな“生活への情報”があるから。

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09 April 2006

客を増やす映画のキャッチフレーズ

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アカデミー賞が選んだ愛の傑作!地の果てで、やっと君に帰る。ラストシーンは、いつまでも頭から離れない。

扉の向こうに「出逢い」がある。(春)を奪われたその国は、予言の王たちの出現を待っていた―

その深き愛と哀しみに、世界が泣く。公開第一週動員数180万人突破!

脚本の冒頭3行を読んで、出演を即決した。後にも先にも生涯で一度しかめぐり合わない作品さ。――ジョニー・デップ

これらは最近の新聞で見た映画のキャッチフレーズである。どの映画かわかるだろうか。それぞれ上から「ナイロビの峰」「ナルニア国物語」「タイフーン」「リバティーン」のものである。

これらを見て映画のストーリーが想像できない。もしできる人がいるとすれば、その人は相当重症の想像力欠乏症か広告不感症である。

映画は客の劇場への導引数が減少している。DVDでレンタルできるためもあるが、劇場で見る映画の雰囲気を愛する人は多いはすである。キャッチフレーズを「これは見たい」と思わせる一工夫があれば劇場にも行くだろう。

○ どんな映画かを短いことばで表している。
○ その内容が確実に理解できる。
○ その映画だからこそいえることがあり、その映画らしさがある。

これらが重要であり、アカデミー賞とか、総動員数や、感激など、“評判”や“感想”にたよるキャッチフレーズでは劇場導引数増加には効果がないだろう。
その映画ならではの“具体性”を表現してほしい。

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30 March 2006

今のテレビCMは嫌われる

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テレビスポットCMの出稿が急速に落ち込み、昨年12月までの出稿量が前年比4~5%減となった、と日経ビジネス「CMを超える 心を“刺す”マーケティング」(3月27日号)にある。

テレビ放送は、家庭のテレビに加え、近頃はパソコンや携帯でも見られるようになっている。また、DVD録画の普及もあり、視聴の機会は増加しているはずである。にもかかわらず、CMの出稿量が減るのはなぜだろうか。

インターネット利用者が8000万人近くになり、常時接続が普及したこともあり、CMがそちらにシフトしている可能性はある。しかし、インターネットがテレビCMに取って代わるほどの媒体ではないだろう。

テレビが媒体として力を失ったのは、他にもテレビに匹敵する媒体が出現したからだとする考えは、広告そのものの発展性を否定することになる。
それよりも広告の見せ方を見直すことに知恵を集結すべきであろう。

「番組に乱入するTVコマーシャルの効果」に書いたように、CMを見る人の心理を研究すればいい。そうすれば録画中にCMカットする傾向も軽減できる。

“飴を買ったら紙芝居を見せてやる”的態度でCMを挿入されると拒絶反応を招く。それよりも“面白かったらお金を払ってください”的態度、ストリートパファーマーの心で挿入しよう。CMも情報であり、エンターテインメントでもあるから挿入タイミング、時間、頻度を番組視聴者の立場になって、考えれば決して番組そのものと対立するものではない。

CMを放送プログラムの時間通りに入れさえすればいいという態度が視聴者のCMに対する録画カット、トイレタイム、他局へのスイッチなどを誘発している。

帽子にお金を集められるストリートパフォーマーは観衆をよく観ている。テレビに限らずインターネットでも同じことが言える。相手をなにかの形で納得、パーミッションを得ないと商品は売れない。CMも同じであろう。

“The other side”を無視しては何事も目的は達成されない。自分、自社だけではなく“反対側、向こう側、他の人”への心くばり、“The other side”感覚が必要である。

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18 January 2006

アメフト番組、もっと見たい

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AFL、NFLでなじみのアメリカンフットボールの番組をテレビでもっと見たいと思う。特にスーパーボウルが近づくと今年はどのチームが優勢なのかと気になる。

アメフトは放映権が高くて日本のTV局ではペイしないとも言われている。アメフトは別にして、大相撲はどうだろう。NHKしか放映していない。かつては他局もやっていた時代があった。こちらの方は、放映権だけではなく低視聴率の問題もある。視聴率が稼げないと放映権が賄えないということだ。

「鶏が先か、卵が先か」のように視聴率と放映権はどちらが先かはなかなか難しい。聴衆が少なければ視聴率が下がり放映権が支払えないとも言えるが、どんどん放映すれば聴衆層も広がり放映権もペイでき、結果的にはそのスポーツを繁栄させることにつながる。

そのスポーツを発展させるのか、会社経営基盤だけを重視するのかの二者択一といえる。

著作物も近頃はコピーライト(Copyright)が幅広く保護されている。しかし他方、Copyleft(コピーレフト)というフリーソフトウェアの生産と促進に貢献する財団もある。

携帯などに簡単に使えるQRコードは、「リーダにとって読み取り易いコード」を主眼にデンソーウェーブ(開発当時は株式会社デンソーの一部門)が開発し、コピーレフトしたことで一般に広く普及した。

個人や企業の知的財産権の保護し独占させるか、一般大衆にその権利を委ね普及を優先させるかは、企業がその果実をいつ収穫するかで決まるのだろう。

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05 December 2005

文化は人気で伝承される

20051130095118
名古屋市交通局が市バスの主な停留所に営業係数を11月末から表示している。営業係数とは100円の収入を得るために掛かる費用で、数字が大きいほど費用が掛かり、数字が100未満だと黒字、100を超えると赤字路線ということになる。

市民に実態を知らせ利用促進が目的の全国でも初めての試みという。バス路線が廃止されると利用者は「不便になった」とクレームをいうが、自分たちが利用しないから廃線になる事実を考えれば親切な表示といえる。

銭湯、コンビニ、食堂など知らぬ間になくなることがあるが、利用者が居なくなるからである。タレント、俳優、歌手も“利用者”である視聴者がなくなれば、知らぬ間に登場しなくなる。

バス路線、銭湯、ショップ、タレント、そして96年の歴史を閉じた菊人形展も、結局のところ利用者数に関係している。

名古屋の市バスにならって一般の店も“店・客連携プラン”を実施してはどうだろう。

まず、店頭に掲示板を設ける。そして日毎に「今日の来客数は○○○人」と時々刻々、利用者数を速報、あわせて「1日の来客目標数○○○人」とその日の“営業目標係数”も告知する。そして「来客者数○○○人目以上のお客様には○○%値引き」と宣伝する。来客数だけに頼るというのではない、味、サービス、雰囲気など企業努力をすることは言うまでもない。

チェーン展開のショップなら他店の数値を表示し、利用者に他店との利用者数競争に参加してもらい顧客・店舗の“共同意識”、“ファン投票”を求める。

視聴者がスターを、客がショップを、来場者がイベントを育てる。世の流れ、それは文化ともいえるが、利用者がその存続を決めるといっていいだろう。残したいコト、モノには積極的に参加、利用しよう。文化の伝承に関係するかも知れない。

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19 November 2005

2006年、エイプリルフールは宇宙酒で乾杯

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高知県知事・橋本大二郎氏のブログ「だいちゃんぜよ」(大ちゃんだよ)に2004年7月12日の書き込みがある。

「県の産業振興の、アドバイザー役を務めていただいている方と、お話をしましたが、“宇宙酒”を造るという計画を、面白く聞きました。このことは、先日高知に来られた、宇宙飛行士の毛利衛さんも、話されていましたが、アメリカやロシアをはじめ、各国が共同で関わっている宇宙ステーションでは、日本からも、こんな実験をしたらという提案を出すことができます。・・・」そしてプランが創られた。

酒造組合が一緒になり2002年に高知県宇宙利用推進研究会、てんくろう(天喰郎)の会が発足、有人宇宙システム㈱も全面的に協力で参加。“土佐宇宙酒”造りが実現に向け動き出した。なお、奇想天外な話をする人のことを土佐の方言で“てんくろう”という。

宇宙で生物実験などを行っているロシアのビオヒムマッシュ社のアナトリー・ウクレンチェフ副社長も来高。てんくろう会がロケットに載せるために用意した酵母や種もみを確認し、宇宙基地に持ち込む規定の容器への封入方法を指導した。

そして、2005年10月1日の「日本酒の日」、ロシアのソユーズロケットが宇宙に向かって打ち上げられた。高知県産の日本酒酵母は、宇宙ステーションに約8日間滞在し、10月11日無事地球へ帰還。そして高知県内18社の蔵元にてこの宇宙酵母を使用し、厳しい認定基準をクリアした純米吟醸酒が仕込まれた。

新潟県の「天空米」は完売終了したが、2006年4月1日には、世界初の「土佐宇宙酒」が全世界同時発売解禁の運びとなった。米も酒も商品名はスペース時代となった。エイプリルフールは宇宙酒で!! 予約受付は2006年1月末ごろからの予定とある。

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25 October 2005

番組に乱入するTVコマーシャルの効果

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クイズを一つ。次の言葉はどんなときに使われるだろう?

「あるものが隠されていた・・・」「思いがけない内容が判明する・・・」「その後とんでもないことに・・・」「意外な事実へとつながることになる・・・」。

なにかを期待させるこれらの言葉はTVコマーシャル直前の“乱入の辞”である。近頃このTVCMが数年前より回数が多くなったような気がしてならない。

かつては「1975年、民放連が新放送基準正式決定し、CMの総量規制(総放送時間の18%)が決まった。24時間放送を行ったとして1日に流せるCMの総時間数は、4時間19分」という規制があった。しかし、テレビショッピング番組が放映開始されてから番組内容そのものが“コマーシャル”となったことで、CMの総量規制は有名無実となってしまったように思う。

また、140条では、「週間のコマーシャル総量は、案内コマーシャルを含めて、総放送時間内の18%以内とする。」などというCMの総量規制もあったような気がする。

コマーシャルはTV局の収入源である。それなくして民放局は存続できないのは良くわかるが、それでもコマーシャルが邪魔だと感じる状況がよくある。正確に言えばコマーシャルの挿入タイミング不適切であるということである。日本人のイライラの原因はTVCMだといったら言いすぎだろうが、コマーシャル挿入に工夫がないことは確かだろう。

コマーシャルがTV録画時にソフト的にスキップされるためにTVへの提供コマーシャル出稿量が減少する可能性もある。コマーシャルのタイミングを工夫しないとTV局の死活問題にもつながる。

対策の一つは、期待を持たせる言葉の後にコマーシャルを流さないこと。期待させて“オアズケ”されれば犬でも気を悪くする。気分を悪くして見るコマーシャルに良い商品イメージを抱くはずがない。イメージダウンとなり逆広告でしかない。
“一件落着”の自然なタイミングのコマーシャル挿入ではじめてイメージアップ広告の効果がある。

二つ目は、コマーシャルタイムを一定間隔に決めてしまうこと。これなら“期待”も“オアズケ”もないので予め心構えができるのでそれほど嫌われないだろう。10分毎、15毎などというように。

視聴者に喜ばれないようなコマーシャル挿入は、スポンサーにとってデメリット以外のなにものでもない。
“絶対に見せよう”から、“自然に見てもらえる”タイミングを模索すべきである、コマーシャルは生活に必要な情報の一部であり、TV局の生命線であるから。

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11 October 2005

企業の姿勢を表すキャッチフレーズ

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“あしたのもと”、“おはようからおやすみまで”、“おいしくたのしくすこやかに”、“一瞬も一生も美しく”、“おいしい記憶をつくりたい”、これらのフレーズはそれぞれある企業が思いを込めて表現した自社の姿勢である。

それぞれどの企業か想像してみよう。いやその前にどんな人物かを考えるのも面白い。例えば、“あしたのもと”は元気で頼もしい一家の稼ぎ頭的なイメージを描くこともできる。“おはようからおやすみまで”は新婚の熱いカップルかもしれない。しかし定年退職を期に離婚を考えている主婦には耐え難い夫とのいやな24時間を思うフレーズかもしれない。“一瞬も一生も美しく”は超美人を妻にした夫の願いかもしれない。

“あしたのもと”は味の素である。味を良くするからおいしい食事つくりへ、さらに健康な体つくりへと発展させ、明日の素につないでいる。また、語呂合わせ的な感じもあり面白い。
“おはようからおやすみまで”は歯磨きでおなじみのライオンである。朝に、昼食時に、そしてお休み前にとお口の手入れの大切さが表現されている。
“おいしくたのしくすこやかに”は森永製菓、“一瞬も一生も美しく”は資生堂、“おいしい記憶をつくりたい”はキッコーマンである。

キャッチフレーズはその活動範囲広げ夢をもたせるものである。引越し企業は荷物を運ぶだけではないはずである。役所や学校での転出届、転入届、ガスや水道、電気の手続など随分手間が掛かる。これらをすべて代行するなら、その企業のキャッチフレーズは“引越し”から発展させ“新しい生活環境を用意する”などとすると業務内容も拡大する。

モノの名前もちょっと変えると楽しくなるだろう。体重計からは“重さを計る”しか考えられないが“体調計”とか“コンディションスケール”などとすると、体重計に付加する機能が想像、創造でき新しいものの開発につながるかもしれない。

個人の発展のために、自分のキャッチフレーズを創ってみよう。これからの行動指針となり、自分の明日の創造につながる。

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30 September 2005

イメージが拡がる商品名

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近畿大学水産研究所が、近畿大学の卒業証書をもつ「大卒のマグロ」を販売して話題になっている。“近大鮪(きんだいまぐろ)”が商品名で、卵から孵化させて成魚に育ったから完全な養殖のマグロである。生まれたときから卒業まで大学で生活したから卒業証書がついているのだろう。入学金も授業料もずいぶん掛かったことだろと想像すると一度“採用”してみたくなる。マグロ漁の専門家によると、天然の成魚には中トロ、大トロ、赤身があるが大卒マグロは全部が中トロだとか。さすが大卒、教養課程から専門課程まで偏りなく全ての過程を修めた結果の体なのだろう。
他にも“同窓生”として、マダイ、シマアジ、イシダイ、トラフグ、ヒラメなどが控えている。

次は、満遍なく乾燥させた収穫米の商品名。新潟県南魚沼郡塩沢町の魚沼産コシヒカリは高速リフトに掛け、天日干しをされている。「良く晴れた日中に高速で運転されくるくる回ることによって、太陽の光と乾いた空気が満遍なくあたり、程よく乾く」という。地面で平乾燥されるのではなく、天高くで乾燥されるので商品名は“天空米”となった。リフトの運転に費用が掛かるらしい。天高くで乾燥されても値段は高くならない方がよいが、どうなのだろう。

“ウォークマン”の商品名をご存知の方は多いだろう。1979年の発売当初、この和製英語名が各国で別々の商品名で呼ばれたが、その後の人気から世界的に3億5000万台も売れ“Walkman”と統一された。
ソニーマーケティング社は、この度“ウォークマンAシリーズ”として新機種を投入、「きたるべくデジタルメディア、ネットワーク時代の新しいパラダイム、新しいビジネスモデルの確立を目指す」と、iPodに挑む体勢である。「コーデックのATRAC3やDRMのMAGICGATEなど、独自技術にこだわらない方針」との説明が、独自性にこだわりすぎた過去の失敗から何かを得たのではと思わせる。“from A to Z”(完全に)という言葉があるようにソニーにAシリーズからの新たな回生と発展をソニーファンとして心から期待したい。

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21 September 2005

SONY, where are you going?

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「ソニーは金融事業を統括するソニーフィナンシャルホールディングスを段階的に売却する検討に入った」と一部で報道された。その後この報道に対し「売却の計画はない」とコメントをしたものの、ハワード・ストリンガー会長兼最高経営責任者(CEO)はエレクトロニクス部門の立て直しを軸にした新経営方針の策定をしていることは確かであろう。

東京通信工業株式会社、通称“東通工”、この名称のもとソニーは生誕した。紙ベースの磁気テープをオープンリールに巻きつけ、回転させてヘッド部を通すと音が出る。しかも先ほど自分が話した通りの音が聞こえてくる。ただただ不思議だなあ、と強烈に驚いたことを思い出す。名前を覚えようと見たその機械には“SONI”と書かれていたこと、それが録音機だと教えられたことも思い出す。

それ以来“東通工”のフアンになった。そして“SONI”が“SONY”に成長し、“東通工”は世界の“ソニー”へと大成した。ソニーは、東京通信研究所から随分遠くに来たものだと歴史を感じる。

携帯ラジオ、スカイセンサー、デンスケ、トリニトロンテレビ、ベータフォマットのカセット、ウオークマン、メモリースティック、などなど。常にソニーは、“ソニーがつくればこうなります”、まさに“It’s a SONY”で時代に合った感動を与え続けて来た。
ビデオカセットでベータにするか VHSにするかを悩んだことが懐かしく思い出される。また、ポケットサイズのビデオカメラ、Ruvi(ルヴィ)も面白い製品であった。これはアナログながらデジタル感覚で使える、今も重宝している。

ソニーは個性的な企業である。追随するよりは、自ら新しいものを開発し、追随されることを好むように見える。これからも新しいものを常に開発していくことだろう。

フアンとしてソニーに考えてほしい、「個性的、独自性とは、相対的なものだから競合他社との関係の中で磨かれるものだ」と。

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