16 July 2008

バーゲンセール

Candidates7月14日、民主党が東京都内でパーティを開催した新聞記事を見ました。
次の衆院選挙で政権交代の実現を目指して開催したそうです。

「政権交代」の言葉になんとなく期待感をいだかせる今日この頃の政治です。

一方、われわれ庶民の生活では「夏のクリアランスセール」が気になります。そんなときに政治とセールをうまく絡ませたポスターを見つけました。

選挙の公示板を真似たものですが、立候補者の名前もキャッチフレーズもなかなか楽しめます。「ホンマかいな」と笑わせます。3番枠が空白なのも現実味があります。

5名の立候補者がすべて女性なのは、バーゲンセール客の多くが女性ということなのでしょうか。

いい野 ねら江――さらなる成果を目指します!
ほしかた 葉――もう一度立ち上がります
安岩 ここ――より一層、高値に反対!
いましか ない代――いよいよ最終決断のとき!
ヨクバ レイ――あきらめません!最後の最後まで!

関西の梅雨明けが今日、16日発表されました。
夏のセールをお楽しみください。



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03 July 2008

ボーナスを比べる

Odona「CHANGE」朝倉首相は今人気絶頂です。人気の秘密は生活者の目線で政治をしているからでしょう。“政府が”ではなく、“国民が”なにをし、なにをもとめているかを政治の原点にしています。

朝倉首相の夏のボーナスはいくらだったのでしょうか。

福田首相の6月30日支給のボーナスは544万円、\5,440,000です。7桁です。

一方、福田首相のボーナスの原資を出しているわれわれ国民のボーナス平均額は\723,000と6桁です。まさに桁違いです。

税金を納めている国民より税金を取っている政府役人の方が桁違いに多いボーナスを得ているのが現実です。“お上の時代”は今も昔も変らないようです。

桁違いに多い方々に「われわれ国民の目線で政治を」といっても所詮無理だと感じます。
たとえば、「月の食費が10万円だったのが最近12万円になった」と生活苦を訴えても、ボーナスが544万円の人と72万円の人では同じように実感できるはずがありません。

50部屋ある家の人と5部屋の人では、1部屋の重要性が全く違ってきます。
5部屋の人は1部屋なくなっても日常生活ができなくなる場合があります。

国会議員の給与・賞与の額が高いという以前に、国民の生活実態を感じる“感度”を鈍く、低下させる高額なことが問題です。
国民の目線が理解できる額に是正できれば、政治は感度がよくなり、政治家も勉強するでしょう。

しかも、われわれのボーナス支給には、半期の企業活動が査定され決定されます。国会議員はなにかの基準で査定されているのでしょうか。すくなくともわれわれ国民は査定した記憶はありません。

選挙で査定しているとすれば2年または4年に一回だけで、その期間は査定なしです。

朝倉首相!首相なら解かってもらえそうです。今後とも頑張ってください。心より応援いたします。

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25 June 2008

「定義」を見直す

Stone札幌は「サッ・ポロ」で「乾く・多い」の意味。G8が開催される洞爺は「ト・ヤ」で「湖・岸」のことです。これらはアイヌ語がベースの地名。
アイヌ民族は、明治時代には「旧土人」と差別的な呼称を付けられたことがあります。

アイヌ民族を先住民族と認定するよう政府に求める初の国会決議が6月6日の衆参両院本会議で、全会一致で採択されました。
民族の権利回復につながると期待されています。

採決された背景には「先住民族の権利に関する国連宣言」があります。しかし、国連宣言には「先住民族」の定義が示されていません。定義をまとめようと議論したのですが各国の意見が分かれたままで、うまくいかなかったそうです。

定義のないことが、政府のアイヌ民族を先住民族と認めない理由にもなってきました。
政府は今後、有識者懇談会をつくってアイヌ政策をすすめる検討をします。ここで先住民としての権利をどうするかが焦点になります。

採決はされましたが、行動はできない、という現状です。
定義がないので動けない、権利の行使はできない、ということです。

また、定義をかえなければヘンだと思うこともあります。
同性結婚が諸外国の一部で認められてきています。

結婚ってなにだろうと思うのは私だけでしょうか。
結婚の定義をもう一度考えなおした方がいいかも知れません。

時代とともに定義は変えるべきでしょう。
たとえば、企業の利益です。

非正規社員、契約社員の増加は、労働部門よりも資本部門への利益還元を重視している企業姿勢が常識化している時代です。企業は儲かっても働いている人は生活が苦しい時代といえます。

労働部門は生活者です。生活者へ給与としての還元がなければ消費は上がらないでしょう。
消費が上がらなければ景気は上昇ではなく、格差を広げるだけの時代になります。

企業とは、企業利益とは、生活者の豊かさとは――などの定義を考え直す時代ではないでしょうか。

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24 June 2008

死に神

2写真が朝日新聞に掲載された素粒子の記事です。
鳩山邦夫法相を激怒させたものです。

確かに「またの名、死に神」とあります。

朝日新聞さん、個人のブログを書いていると勘違いしていませんか。
パブリックというかナショナルメディアの朝日新聞です。
プライベートとかパーソナル媒体のブログと全く違う立場です。

読者にウケを狙えばいいという芸能媒体でもありません。
時代は軽る~い方がいい、と短絡的に考えていませんか。
日本をリードする天下の朝日新聞であることを自覚してください。

朝日新聞のプライド以前に、ナショナル媒体としてのコンセプトに欠けるコラムになってしまいましたね。残念です。デスクは何を考えてOKしたのでしょうか。

ついでで悪いのですが、近頃の天声人語、キレがわるいですね。
入試にでる天声人語、Vox populi, vox Dei(民の声は神の声)で英文に翻訳されるなど一世を風靡したあの文章は何処に行ってしまったのですか。

今日のウケを求めるより、明日の時代を感じさせる天声人語ではなかったでしょうか。

近頃、朝日新聞で一番キレのいいコラムは金融情報頁の「経済気象台」でしょう。
このコラム、もしかして、朝日新聞社社外スタッフが書いているのかなと思わせる内容ですね。日経新聞から移籍したスタッフかな。

朝日新聞さん、頑張ってください。私はこれからも朝日新聞読者であります、あり続けるつもりです。

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03 June 2008

携帯電話の使用規制

Bf1_1 「そもそも携帯を持つべきかを議論した方がいい」。福田首相の一言で小中学生携帯電話所持の是非そのものが焦点として浮上してましたなあ。

携帯電話を子供に持たせるかどうかは、お母ンが、お父ンと話して決めたらええ家庭のちょっとした問題でっせ。

福田はん、国の大親分が、わざわざこの時期に、口出すほどのもんと違いまっせ。

他にやるべきこと、ぎょうさんおまっせ。我てらの携帯電話のことくらいで大親分がでてくることおまへんで。もっとえらいことがおまっしゃろが。

ガソリン価格の問題、高齢者の医療問題、これから消費税がどないなんのかなど―――これらは、我てらの今日の、それから明日の生活ができるかどうかに関係しとる深刻な問題でっせ。

我てらは、日々の生活を心配してまんねん。あんじょう生活できるようにしておくれやす。

大親分!我てらの目線で生活を見てまっつか?

大親分!ガソリン代を気にしながら車を使ってまっつか?

大親分!病院で治療費をサイフから金だして払ったことがおまっか?

大親分!前月と今月でスパーの値段が変わっとるの見てみなはれ。高こうなってまっせ。

大親分の給料がいくらか知りまへんが、そのもとはといえば歳入、それは我てらから取った税金やちゅうことを忘れんといておくんなはれや。

我てらは政府からお金は取られへん立場で、取られるだけの立場ですわ。弱いもんだす。

大親分!携帯電話の使い方なんかは、どっちゃでもええんですわ。それよりも、我てらの生活を守っとくんなはれ。

家庭の問題は我てらで何とかできますねん。

もっと大きな問題を解決しとくなはれ。頼みまっせ!福田はん。

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02 May 2008

涙を見せても効果なし、橋下知事

Cimg2923既に存在するものを無くするだけなら、人件費を減らすために社員数を減らし収支を合わす知恵のない、明日の自社を考えない企業の社長と何も変りません。

今の橋下知事とイメージがダブります。

府民の文化も、教育も、生活も関係なくとにかく閉鎖、中止しかないと考える橋下知事の政策。削減策だけではなく、財政改善策は他にもあるはずです。

既に存在するものはそれなりに生む苦しみと意味があったはずです。子供の多い知事なら生む苦しみは解かるはずです。育てることの意味も解かっているはずです。

将来を考えている企業はこの不況時でも契約社員ではなく自社の正規社員として採用しています。企業を本当に考えてくれるのは正規社員だということを社長は経験から感じているからです。
愛社精神は正規社員だからこそ培われます、そこからしか企業の明日はない、とも社長は認識しているのでしょう。

府民はみんな正規社員です。正規社員が全員退職すれば社長も存在できません。社員あっての会社であり、社長です。府民なければ知事不要、です。

株主の利益だけを考え、経費を減らし、経営陣としての地位を維持する経営者がいますが、知事がそうであっては困ります。なぜなら府の株主は府民だからです。府民という株主を納得させるのが知事の仕事であり能力です。株主は知事を厳しい目で評価しています、府民という株主は株主としての利益を求めていますから。

株主としての府民、正規社員としての府民を大阪府の社長として橋下知事は冷静に見つめてみるべきです。

「弁護士やから立つのは口だけやなぁ」と言われないように。
「さすが弁護士や、口も立つけど府民の意見もきっちり立てとんでぇ」と言われるような政策を。

“みんなが笑う府政”を感じさる選挙キャンペーンをしたのは橋下知事でしたね。
今、みんな笑っていますか?

「知事の任期は一期しかない」と思っているようなあせりを府民に感じさせていませんか?
事件弁護は一件で終わりでしょうが、府政は事件の連続で成り立っているようなものです。だから時間的、空間的、思想的にも橋下知事は視野を長く、大きく、広く、しなくては。
このままでは、橋下知事は府政の歴史の一行にしか残らないでしょう。

パフォーマンスとあせりだけが見え、心が感じられない政策。再考の時期ではないでしょうか。

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06 March 2008

人を動かすマジック

Plum_in_bllomスパーチューズデイの2月5日に続き、ロードアイランドなど4州の予備選が3月4日行われました。

民主党での結果はクリントン氏の善戦でした。バーモント州以外はクリントン氏の勝利でした。しかし、獲得代議員数では約100議席の差でオバマ氏がなお優勢です。

CNNの報道でもヒラリー氏が“She’s back in the race”などと「レースに戻ってきた」と“Victory”とは表現していませんでした。

4月22日のペンシルベニア州や8月の党大会の結果を注目したいものです。
なお、ブッシュ大統領の共和党ではマケイン氏が4週とも勝利しました。

最終結果は分かりませんが、演説の仕方、内容、などをテレビで見る限り、オバマ氏に勝利のチャンスが多いように思います。

人の心を行動に導く方法ではオバマ氏が優れているようです。その根底はゴスペルにあるように思えてなりません。あのリズム感は民族固有のものなどでしょうか。

キング牧師が、リズミカルに“I have a dream”と繰り返し黒人を歓喜させた演説は有名です。1963年8月28日のワシントンでの行進でした。ゴスペルに酔うように人々は魅了されたものでした。あれは演説ではなくゴスペルでした。

“……I say to you today, my friends, so even though we face the difficulties of today and tomorrow, I still have a dream. It is a dream deeply rooted in the American dream. ……”と続き、この後に繰り返される“I have a dream”は効果的に聴衆の心を酔わせました。

今回のオバマ氏のゴスペルは“Yes, we can”です。若者を熱中させるソウルな曲も生まれたそうです。また、「変革、それは私たちが達成できるもの」「その変革を信じる」と“Change We Believe In”のスローガンも分かりやすく効果的です。

ヒラリー氏とオバマ氏の演説は理論と感性の違いです。人の心は感性に動かされるというマジックかも知れません。

仏作って魂入れずという諺がありますが、“仏作り”はヒラリー氏が、“魂を入れる”のはオバマ氏が優れているようです。

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28 February 2008

どうなる?三浦和義氏

Cimg2708今から27年前、1981年(昭和56年)、私の好きなビールの仲間にアサヒスーパドライが登場、TBSには関口宏のサンデーモーニングの放送が開始された年です。

この年に起こった「ロス疑惑」事件、三浦和義氏が逮捕され、その後無罪となり、今日にいたっていました。

そして突然、アメリカの自治領であるサイパンにおいて三浦氏が逮捕されたのが、今年の2月22日でした。

日本では無罪確定、しかも10年で時効、ですがアメリカやドイツでは殺人罪の時効がありません。

また、アメリカは属地主義ですから、自国領域にいる犯人を裁けます。サイパンは北マリアナ諸島という国になっていますが、アメリカ合衆国の自治領です。三浦氏の逮捕は可能です。

ただし、日本はこの逆で、属人主義です。その人が所属する国(日本)を離れてもその所属する国(日本)の法律を適用すべきという考え方です。

例えば、三浦氏がアメリカで死刑を宣告された場合はどうなるのでしょう。

裁判は日米ともに一事不再理の原則があり一度裁決されたものは二度と審理しないことになっています。
日本ではすでに無罪確定した三浦氏を逮捕することは、一事不再理の原則に反することになります。

日本は国として、日本国民をアメリカの法制で裁かせても仕方がないのでしょうか。
事件の真実は知りたいですが「日本で無罪、アメリカで死刑」、といったことが起こることは望みません。

国際化時代です。工業製品の国際基準であるISOのように法律にも国際基準やプロトコルが必要です。

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03 October 2007

「私」の少ない所信表明

Rice_plant第91代総理大臣に選ばれた自民党の福田総理が所信表明、臨時国会開会中に安倍首相突然の辞任で異例の同国会中2回目の表明となりました。

今回の所信の中で「私」という言葉が8回使われており、安倍首相13回、小泉首相19回と比べ最も少なかったことになります。

これを自己主張欠如と見るか、共生と判断するかはこれからの執政に表れることでしょう。

また、国民の関心事は「年金と医療」が一番高いのですが、これについての所信は時間にして約1分でした。
他方、「外交」については、国民の関心は5位でしたが、首相は約5分間も述べました。

言葉やそれを使った時間だけで首相の政策が読めるとは考えられませんが、国民との共生を第一に考えてほしいところです。

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13 September 2007

「職を賭す」って?

Bay_area「自衛隊の補給活動を継続していくための法案を国会に提出し、成立を果たさなければならない。そのために全力を尽くし、職を賭していく。職責にしがみつくということはない」

この言葉が、安倍首相の最後の言葉になるでしょう。
“賭す”という言葉は過激です。賭博場で命を賭ける気持ちがあったのでしょうか。


「職を賭す」

「美しい国」
どちらも、内容に乏しい“力のない言葉”でした。
言葉に魂が感じられません。言葉が持つイメージが出ません、描けません。

政治と芸能は同じステージでないかも知れません。しかし、“心に届く言葉”を相手に与える、という意味では同じでしょう。

言葉には魂が宿っているという日本人が古くからもっている考え方です。

阿久悠さんの歌詞です。例えば、舟歌の歌詞には、
「お酒はぬるめの 燗がいい
肴はあぶった イカでいい」というのがあります。

首相と阿久悠さん、どちらの言葉の方がイメージを与えてくれますか?

自分がどのような状況にいるか
何をしているか、何処にいるのか、何をしようとしているか
何を求めているか、
などは、阿久悠さんの言葉にはイメージがあります。

政治では「列島改造」、「所得倍増」、「郵政民営化」。
いずれも、現実を充分に理解していなくても、変化がやって来る期待感、ワクワクする思いを感じました。

政治、芸能を問わず、心に届く言葉を伝える能力がなければ、その職業での生命は短いようです。力のない言葉は役に立ちません。

ビッグスターも、偉大な政治家も、共通しているのは、
心に届くメッセージでイメージを届ける能力です。

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30 August 2007

ボランティア

Harbourボランティアは自分の能力や技術を活かしたいと思って活動に参加しています。
「それが活かされている」と感じる充実感が“報酬”でしょう。

今回のIAAF世界陸上競技選手権大阪大会には4千数百人のボランティアが参加しています。開会前にはそれでも不足だと追加募集をしたほどでした。

現実はどうなのでしょうか。
現場では「今日も暇だった」といっているボランティアは多く見られます。「何処が不足やねん。俺、今日何したかよう解からん」などのボヤキも良く耳にします。
ドライバーが不足とのことで急遽応募したボランティアも「なにしに来たかよう解かりませんわ」と控え室で時間つぶしの状態。

運営母体の市政を見ているようです。“お役所仕事”の悪い例が露見しているようです。

お役所仕事その1――人数確保が第一
応募者は何が出来るか、なにを役立てたいかはほとんど無視。能力、技術に関係なく、とにかく人数確保が優先。各業務単位での人員を組織的に活用、運営する段取りなしです。
募集時の面接やテストは何だったのでしょうか。テストなどせず「何でもできますか」の確認だけで充分であったように思います。

お役所仕事その2――コスト意識ゼロ
ボランティアも人材です。ある業務に何人かが必要な場合、私企業では、先ず考えるのが人件費です。ボランティアに支払えと言っているのではなく、その業務の人件費意識があれば、人員配置にもっとシビアになったのではないかと言いたいのです。コスト意識があれば適正な人材と人数を適所に配置できまるはずです。コスト意識のないまま人数を求めたことが「人が足らない」現象が各部門に起こったのでしょう。
住民からの税金が財源という組織独特の運営力、社会力の欠如を感じさせます。

「制度を創り、人数を配置し、予算さえ取れれば、後は野となれ山となれ」という意識を改革すべきです。税金が上がるだけ、と思わず今後の市政が心配になります。

ボランティア活用は今後ますます必要でしょう。災害時のボランティア運営事例などを公共団体はもっと研究し、今後に生かしてほしいものです。

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31 July 2007

自民党の敗北

Kiougan自民党か民主党か、与党か野党かの選挙。
結果は国民の思いがキッチリ表れたようです。

人が何かを「選ぶ」ということは理論とか理性とか、“ロゴス”ではないようです。本能とか感性という“パトス”が働いているのだと今回の選挙は感じさせます。
そして審判はいい結果ではないかと思います。

「改憲、年金、格差是正」。実現出きるか出きないのか解かりませんが、こんなことで、というか、このような政策を検討する以前に選挙民は本能的に「人格、党格、品格」を審判の基準に党を選んだのではないでしょうか。

例えば、海外旅行をする時、アメリカのA地域か、フランスのB地域かという選択肢があるとします。
この場合、国名は“党”、地域は“政策”と考えてください。

この選択には感性が先ず働くでしょう。理論では説明できない“わけ”が作用します。
アメリカはベトナム戦争をしたとか、フランスは独自性を主張し過ぎ強調性がない、などという国のイメージが個人の感情に働きます。
その感情でどちらかの国を選び、その後に地域を選ぶのではないでしょうか。

今回、自民党は“国名”として先ず選ばれなかったように思いますが、どうでしょう。

「大臣の発言内容問題、事務所費の不透明、大臣の自殺」。
首相が、任命権だけで大臣を選び、罷免権はないので罷免しないということを思わせる行動が自民党離れを招いたのではないでしょうか。

言い換えれば、政策を検討することもなく、選挙民のパトスが自民党を拒否したように思います。

「頼りになる、正しい」こんな原始的なことが選挙民の審判意識の根底にあるのではないでしょうか。
今回の審判は健全だったと思います。政策や言葉だけでは選挙民は動かないこと、行動を観察していることを示した選挙でした。

すべての党が正しい政治をする時代になれば、マニフェストで党を比較検討して選べるでしょう。
現状は、マニフェストを検討する以前にその党や党首に失望感をいだいてしまいます。

「親分の品格」という本が出版されれば安倍首相に先ず読んでほしいと思う審判結果でした。

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29 March 2007

議員の評価はどうなるの

Cimg1184政治資金収支報告で事務所費が多すぎる、と政界で問題になっている。われわれの確定申告書では一円でも領収書がないと経費として認められないことを思えば納得いかない。
しかし、政治資金収支には明細書も領収書も法的には問題ではないらしい。

その理由は、政治資金は、政治活動をするための資金であり、所得ではない。だから所得税との関係はない、ということ。
簡単にいえば、経費を証明する領収書などの書類は必要がないというのが農水相の見方である。

所得と見なされない金が入ってくることがこの問題の原因だろう。一般庶民は、働いて所得を得ることで生計を立てている。それ以外に方法がないからだ。どこからか金が入ってくることなどあり得ない生活をしている。

また、所得には“評価”が深く関係しているのが普通である。営業マンなら営業売上額、勤務状況などで評価され、芸人なら演技や歌の良し悪し、人気などで評価される。評価が悪ければ所得も下がるのが一般庶民生活の原則である。

しかもその評価は一ヶ月毎、三ヵ月毎などと定期的に行われる。議員のように一度当選すれば何年かの任期中は評価なしで過ごせるなどということはあり得ない。

国会議員は、4年または6年の任期中どのような方法で評価されるのだろうか。任期中は、不正でも犯さなければ、評価されることなく所得は継続する。

議員は、金集めと金配分の采配で議員仲間に評価されるという説もある。これが本当とすれば裏金を工面したり、残したりする仕組みが生まれることになるだろう。

資金集め、分配、飲み食いさせる、これらが議員の出世の王道である、とすれば悪の根源は不滅であろう。

所得でない金が入ってくること、任期中に評価がないこと、これらが一部議員の質の低下を招いているのではなかろうか。

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22 February 2007

内閣支持率の調査項目

Cimg1015朝日新聞社が17、18の両日実施した全国世論調査(電話)結果では、安倍内閣の支持率は37%、不支持率は40%で、支持と不支持が初めて逆転した、と報じた。

一方、読売新聞社の17、18の両日実施した全国世論調査(面接方式)では、安倍内閣の支持率は45・3%と、1月調査(48・4%)より3・1ポイント減った、とある。

どちらが実情を示しているのかは判断できないが、支持率が減っていることは確かのようである。

この調査では、ただ支持か不支持かだけを記入または聞き取りだろうと思っていた。現実に調査を受けたことがないため、どのような項目で調査しているのだろうと日ごろから興味があった。

その調査項目が読売にあった。2007年1月の調査内容が明示され、調査の全体像が理解できた。支持、不支持だけの結果ではなく、なぜ支持しないかが示さているのを見るとなるほどと同感できる。

例えば、支持しない理由は以下の順位になっている。
1.政治姿勢が評価できない    
2.安定感がない         
3.首相が信頼できない      
4.首相の政治経験が足りない   
5.経済政策が評価できない    
6.外交政策が評価できない    
7.自民党と公明党の連立政権だから
8.これまでの内閣より悪い    

支持、不支持の二極だけの結果だけではなく、その背景や理由なども解かり易く報道してほしい。新聞は結果だけを一人歩きさせないように、また、読者は現実の全体像を理解すしたいだろう。

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23 January 2007

センター入試のリスニングテスト

Cimg0912天候に恵まれた今年のセンター入試、が昨年に続いて再び英語リスニングテストで機器の不具合があった。

緊張の中で試験にのぞんだ受験生にはショックだっただろう。配られた問題用紙の印刷が悪くて明確に読めないのと同じような苛立ちを感じたはずである。
再開テストの対象者は394人あったらしいが、そのうち、13人が辞退したらしい。

「申し訳ない」というセンター事業部長だが、来年も今年の方式を続ける方針と話している。昨年もこんなことを言っていたように思う。
来年の具体的な対策はみえていない。
なんともスッキリしないセンター事業部長のコメントに腹立たしさを感じる。

独立行政法人大学入試センターは入試を一手に引き受ける唯一つの団体である。受験生に選ぶ権利が全く無い方式の中で入試を行うセンターである。

同センターのホームページをみると「ICプレーヤーの操作方法」などもあるが、その説明文に「平成19年1月に使用するICプレーヤーと異なる可能性があります」と、いかにも“お役所”といったものを感じさせるものだ。
平成19年1月に使用するモデルで今年の操作説明するのが親切というか、当然である。

「入札情報」などの項目があるとこらから見て、このICプレーヤーも入札で業者が決まったと想像される。同じようミスを犯す機器を製作するメーカー名を公表するのが一般的な考えではないだろうか。

受験者に精神的、時間的な迷惑を掛けながら、メーカーをかばっているのでは、と疑いたくなってしまう。

受験生は、独立行政法人大学入試センターにとっては一番大切な顧客である。顧客優先は、どの企業とっても重要な政策の一つであろう。

独立行政法人大学入試センターをテストする団体が必要かもしれない。

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13 September 2006

世論調査か人気投票か

Cimg0489
NHKの平成18年9月の世論調査によると小泉支持率が51%となっている。日本国民の二人に一人は彼を支持していることになる。本当に二人に一人が彼を“良し”と判断しているのだろうか不思議におもうほど高い支持率である。

あるテレビ報道番組でも同じようにその高い支持率に疑問を感じたらしく別の調査をしてみた。それは「小泉を支持しますか」の質問の代わりに「小泉の“政策”を支持しますか」として調査した。結果は51%より随分低い支持率であった。

NHKの世論調査はその質問内容がどのようなものであったかが明確にされていない。結果だけでなく質問項目も公表すべきだろう。
調査対象数も、多ければ正しい結果が得られるというものではないが、1,700人とは少し少ないように思う。

アンケートや世論調査というのは質問項目や質問方法でその結果は大きく変わる。極論すれば結果を導くことも不可能ではない。上のように“政策”を入れるか入れないかで結果が変わってくる。

政権支持率はタレントの人気投票とは違う。人気さえあればいいというのは芸能界なら意味があるが政治の世界では危険ですらある。政治家は、人気商売とは言い切れない部分が多い。

“皆が支持するから良い”のではない、明日を見極め、国民を導く力は決してたやすく支持されとは限らないだろう。支持率が下がっても歴史が判断する、との信念のある政策を貫くことが政治家、特に総理大臣には必要である。

放送での高視聴率が、必ずしも質のいい番組が稼いでいるわけではないのと似ているように思えてならない。

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06 July 2006

小泉首相の品格

Cimg0199
野球のメッカとして不変の地位を占めた「後楽園球場」は東京文京区にあった。その跡地は駐車場になっているが、この名は宋の時代の「兵陽楼記」の一節“先憂後楽”から付けられた。

“愚者は先にはしゃぎ、賢者は後ではしゃぐ”とも解釈できる諺である。先ずは国民を第一考えるのが国を治める者の務め、という意味である。

訪米した首相のはしゃぎぶりには“先憂後楽”の心構えの片鱗も感じられない。家族や親を気遣うことのない卒業旅行生が、恥はかきすてとばかりはしゃいでいる姿に近い。
首相自身、帰国して自分のあの姿をTVニュースで見てどう感じたのだろうかが知りたい。

日ごろ威厳を保っていた社長が、異国で卑しい自己をさらけ出しているのを見てしまった社員のような気持ちになってしまう。社長の権威は失墜してしまった。

ワシントンポスト紙も、首相が訪問したグレースランドでの情景をエルビス・プレスリーの“Can’t help falling in love with you”の歌詞を使って、こんな文章で記事をはじめている。“If wise men say only fools rush in, then on this day, at least, President Bush heeded the wise men.……”「賢者は、愚者は軽率だという、そして少なくともこの日、ブッシュは賢者であった。……」と小泉首相のはしゃぎぶりを皮肉っているようである。

米国ディスカバリー打ち上げ成功と同じ日、北朝鮮はミサイル発射、中国の海洋調査船の尖閣諸島付近での無断海洋活動など日々問題は起こっている。国際的に日本がどのように対応すべきか、問題は国内に限らず多い。“卒業旅行”ではしゃいでいる時では決してない。政治への緊迫感が欠けているのではなかろうか。

中田英寿氏、荒川静香氏、最後まで全力をつくして引退したこれら“先輩”を首相は見習うべきだろう。グレースランドではない別の花道で有終の美を飾ってほしい、「歴史が動くかもしれない」と言って首相になった崇高な人物なのだから。

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